4月22日放送の「あさイチ」(NHK)では親の介護について特集。コラムニストの犬山紙子とピン芸人のにしおかすみこがゲスト出演した。
にしおかは昨年1月に自身の家族のことを書いたノンフィクションエッセイ「ポンコツ一家」(講談社)をリリース。認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父と実家で暮らす日々が描かれており、笑えて泣けると評判になっている。同番組2021年11月15日放送回にもゲスト出演したにしおかは、MCを務める博多大吉からショートカットにした姿に対し「海賊版のホラン千秋さんみたい」とコメントされ、その日のSNS上では「うまい!」「言い得て妙なたとえ」「さすが!」といった声が数多くあがったほど話題になった。
この日の放送では、親の介護には「地域包括センターに相談する」「相性の合うケアマネージャーをみつける」「1人で抱えこまない」「親の意思・お金事情を確認する」といった4つのポイントがあると紹介された。「1人で抱え込まない」ことに対して、にしおかは「私も大吉さんに1回だけ、長い愚痴を聞いていただいたことがあって。神様みたいでした」と切りだし、「しゃべるって、誰かに聞いていただくって、すごい贅沢な話ですけど、ありがたいなって思います」とリアルな体験談を明かし、「大したアドバイスはなかったですけど」と最後にひと言だけ足してスタジオの笑いを誘った。大吉も「そりゃあないよ。君のところは難しすぎるんだよ。難易度が高すぎるんだよ」と軽めに反論。にしおかは笑いながら「本当にうれしかったです。ありがとうございました」と、両手を合わせて何度もお辞儀をくり返した。
「視聴者からは、ネット上には『また大吉先生のモテる理由が明らかになった』『女の話を聞いてくれるから大吉はモテるんだよね』『大吉先生が「あさイチ」MCに抜擢された1番の理由は「聞く力」だよね』といった称賛の声があがっています」(女性誌記者)
モテたい男性は大吉を見習うべきと、改めて実感させられる一幕だった。