第1話はサクサクとストーリーが展開し、高校時代に好きだった遥斗(眞栄田郷敦)と同窓会で10年ぶりに再会したのをきっかけに、当時から両想いだったことがわかり、交際することになった明日香(広瀬アリス)。初めてのデートで待ち合わせの場所になかなか現れない遥斗は、実は川に転落しそうになった野球少年を助けるために防護柵に頭を強打し、意識不明の重体になっていた…。
4月29日放送の第4話でやっと目を開いた遥斗だが、第5話の予告では、目を開いただけで軽度の右半身麻痺、日常生活がきちんと送れない失行症、自分が体験してきたことやかかわって人々のことを思い出せない記憶障害があると判明。第1話以降ストーリー展開がほぼないという印象を、視聴者が強く感じているらしく、ネット上には、「アリスに花瓶の花の交換ばかりさせているだけのドラマ」「アリスの魅力を封じ込めたドラマ」「アリスに不向きなキャラを与えたドラマ」といった批判が上がっていた。また、一方で、現在放送中の別ドラマを広瀬が演じたら似合うのではないかと指摘する声も。
「それは今田美桜が演じている『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)です。広瀬には初恋の相手に尽くす恋愛ドラマのヒロインより、お仕事ドラマでビジネストラブルをどんどん解決していくヒロインのほうが似合うのではないかと言われています。『366』の展開が地味で、あまりにもどかしく、ついそんなことを考えてしまう視聴者もいるんでしょうね」(女性誌記者)
元気ではつらつとしたキャラが似合う広瀬が見せる切ない表情に、もっと笑顔を見せてほしいと感じている人は少なくなさそうだ。