星野源とNHK・林田理沙アナを巡る、SNSで拡散された根拠のない怪情報騒動の裏にいったい何があったのか。そもそも拡散の発端となったのは、暴露系インフルエンサーとして人気を集める「滝沢ガレソ」氏によるXでの投稿だった。
5月22日、滝沢氏は「【ゆる募】」として情報提供を呼びかける形で「超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手が、結婚後に今度は番組共演した某NHKアナとW不倫」「今年の元旦に某週刊紙が本件をすっぱ抜く予定だったものの男性歌手の所属事務所が10億円を支払って記事を揉み消した件」などとポストした。
星野が所属するアミューズの法務部が深夜に完全否定のコメントを出し、星野の妻である新垣結衣もXで「火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません」と、バッサリ完全否定し、切り捨てた滝沢氏の投稿だが、なぜ実名が出されないまま「星野と林田アナのW不倫」とSNS上で決めつけられたのか。テレビ関係者が解説する。
「滝沢氏は『NHKの某アナ』との表現で『現在はネカフェを転々とする生活』と記していたため、5月前半に一部メディアで離婚と『ネカフェに寝泊まり』が報じられている林田アナがピンポイントで当てはまった。さらに『超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手』である星野は、林田アナとEテレの番組で共演している。疑惑の目が向けられるには、これだけで十分でしょう」
さらに決定打となる滝沢氏の投稿が―。
「決め手となったのは滝沢氏による別のポスト。星野が林田アナと不倫していると決めつける他ユーザーの投稿へのリプライとして、複数回にわたって“炎マーク”や“驚きの表情マーク”の絵文字で反応。これでは両者のことだと認めているも同様です。現在は削除されていますが、こうした滝沢氏の『便乗ポスト』が、怪情報の拡散に火を付けてしまいました」(前出・テレビ関係者)
それにしてもSNSの闇は深い。
(塚原真弓)