元雨上がり決死隊の宮迫博之に続き、今度はダウンタウン・松本人志が毒舌の標的に? お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が活動休止中の吉本興業トップに「宣戦布告」をしたと話題を呼んでいる。
粗品といえば、2017年のABCお笑いグランプリ優勝、18年のM-1グランプリ優勝、19年のR-1グランプリ優勝と、31歳にしてタイトル尽くしなキャリアを築く“天才”ともてはやされるエリートだ。
しかし反面、先輩芸人や他タレントへの“暴言グセ”がたびたび発動し、先日は「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で「ユーチューバー、おもんない」批判を展開すると、19年に吉本を退所した「宮迫とか」と20年以上先輩の名前を口に。さらに、自身のYouTube動画からは国民的アイドルグループ・SMAPの元エースで俳優・木村拓哉から「挨拶をシカトされた」エピソードを紹介した他、木村に囁かれる“身長サバ読み”疑惑を事実であるかのように示唆するなど、怖いもの知らずなトークが賛否を招いている。
そうした毒舌芸の特徴として、“後輩にはキバを剥かず、口撃対象は先輩のみ”とのポリシーがあるようだが、5月27日更新のYouTubeで披露した毒舌トークには「松本人志のこと?」とする見方も上がっている。
「粗品は『粗品が粗品の暴露した』と題した動画内で、最近になってパーソナルトレーナーをつけたことを明かしつつ、その目的は肉体改造でもダイエットでもなく、最低限の体力をつけるためだと説明。“体を鍛えるためではない”ことを強調した理由として、『正直、筋トレしてる芸人のことを、オレ、めっちゃ(悪く)言ってるからさ。“おもんない”とか。“ムキムキでおもろい芸人1人もおらん”ってよう言ってんねん。ホンマにそうやから。それにはなりたくないから』と語っています。所属する吉本だけでも、筋トレに励む芸人は大量に存在し、粗品が誰をイメージしているのかはわかりません。が、やはり“吉本のムキムキ芸人”で松本をイメージしない人は少なく、このトークが彼に向けられたものではないかとザワつく声がチラホラ。もちろん、松本の場合は筋肉をメインの売りにしているタイプの芸人ではないですが、粗品が言う『筋トレをしているムキムキの芸人』の代表格であることは間違いありません」(テレビ誌ライター)
名指しこそしていないものの、吉本興業に身を置く芸人の中で「筋トレをしているムキムキで、おもろい奴は1人もおらん」と断言できるのは、粗品以外に存在しないだろう。
また、前出の「ツマミになる話」では、現在の宮迫について「(吉本を)辞めたんやから、先輩ちゃう」と言い放つ場面があったが、活動休止中の松本に関しても、徐々に“口撃対象”としてロックオンし始めているのかも?今後の言動が注視される。
(木村慎吾)