お笑いタレント・月亭方正は吉本興業でも指折りの「要注意人物」だったようだ。先輩芸人・東野幸治によると、テレビでイジられている時と素の方正は全くの別人で、場合によっては物理的な制裁を下すこともあるという。
意外な方正の実態が明かされたのは7月7日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)。番組では、目上の先輩を“ナメがち”だというお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル、西野創人にまつわるエピソードが紹介されると、東野は「方正さんをテレビの印象だけで喋ったら火傷すんで」と、方正をナメることだけはやめた方がいいと警告した。
テロップでも「実は一番の要注意人物」だと紹介され、メッセンジャー・あいはらも「テレビとはちゃうんやから」と方正の怖さに同意。ナダルも、先輩・2丁拳銃の川谷修士から「方正さんだけは気を付けろ」と教えられたことがあるというが、これには事情があるようで、すぐに方正が焼き鳥屋での川谷とのビンタ事件を振り返ることに。
かつて川谷と焼き鳥を食べていた際、方正がその場を盛り上げようと軽い小ボケを挟んだところ、川谷が「何言うてんねん!」と先輩に強めのビンタをお見舞い。方正はそれが川谷との初対面で、当然カメラも回っていないプライベートでの出来事だったため、店を出た後に自宅へ連れて行き「思いっきり蹴った」と打ち明けたのだ。
「東野いわく、方正がバラエティー内でイジられキャラを演じることが多かった影響もあり、川谷があえて強めにビンタを入れてしまった可能性があるとのこと。しかしその後、自宅でしっかりと制裁を加えたというエピソードを聞き、ナダルは『改めてもっと怖なったわ!めちゃくちゃ怖いがな!』とビビりまくっていました。東野も、テレビでの方正と私生活では全く異なると説明、『ほんまに気を付けたほうがええで』とアドバイスしていましたが、方正は川谷の6年先輩であり、いくらイジられキャラであっても、プライベートの初対面で後輩からビンタされて怒らない先輩はいないでしょう。食事中にいきなり先輩をビンタする川谷のほうが『どうかしてる』『非常識すぎる』という意見が多いです」(エンタメ誌ライター)
テレビでの役回りはあくまでビジネス上のキャラ。方正とプライベートで付き合う後輩は、そのあたりをしっかりと認識する必要がありそうだ。
(木村慎吾)