どの季節より汗をかき、活動量が多くなりやすい夏。その分、身体は疲れますよね。そこで今回は、夏のあなたの“モテボディづくり”に役立ちそうな習慣をリストアップ。ぜひお役立てくださいね。
■エアコンは18度設定で冬のパジャマと布団で眠る
夏こそ、深い睡眠を取って疲れを癒やしたいですよね。「暑くて眠れない」「でもエアコンが苦手」という方は、おそらくエアコンの使い方が中途半端なのです。エアコンは思い切って18度設定にして、朝までつけっぱなしに。そのうえで、冬のパジャマと布団をかけて眠ってください。
これで、暑くて起きることなく熟睡できます。暑さで布団をはいで風邪をひくこともなくなります。外の風を取り入れようと、窓を開けて薄着で眠るのはやめてくださいね。外の風の量も気温も随時変わり、健康を害するだけなのです。
■夏だから!?塩分の質を高めて適量を摂取する
「夏は汗をかくからミネラル補給のために塩分を多めに摂らなければ……」と思ってはいませんか? 確かに、大量に運動をして1リットルの汗をかけば、3グラムのミネラルが身体から出ていきます。でも、その塩分を補給すればいいのかについては、専門家によって意見の分かれるところなのです。
日本人は、毎日平均10グラム以上の塩分を摂取しています。これに対して、「本来は1.5グラム程度でいい、よって減塩するべき」という意見もあれば、「そもそも10グラム以上摂るのが悪いという根拠はない」という説もあるのです。ただ、「塩分を摂るなら、ミネラル補給できる天然塩」にするのが鉄則。精製塩はミネラルを含まないので、身体に必要な栄養はありません。摂取しないほうがベターなのです。
■さっぱりうどんやソーメンランチには副菜をプラス
暑くて食欲のないときに、冷たい麺類だけでランチを済ませてはいませんか? 確かに美味しいですよね。でも、これだと炭水化物の栄養しか摂れません。もちろん、炭水化物は身体に必須の栄養素です。「太るから……」と食べないことによって体内の筋肉が分解されてしまい、かえって太りやすい体質になりがちですので摂取するほうがよいです。でも、炭水化物だけではダメなんです。
麺類のランチには、青菜のお浸しや切り干し大根、サラダなどの野菜系副菜、サラダチキンや豆腐バーなどのタンパク質も添えてみてください。そのほうが痩せやすくなってモテボディに繋がりますし、夏の疲れも癒やされます。複数の惣菜を取るのが難しいときには、冷やし中華などいくつかの食材の入った麺類を選んでくださいね。
■食欲がないときは甘酒を。朝・昼・夜のどんなシーンでも飲めば効果あり
“飲む点滴”ともいわれる甘酒。疲労回復や美肌、便秘回復などに効果的です。そして、食欲が減退しがちな夏には、甘酒を少量摂取するだけでもモテボディ効果があります。
朝や日中に摂取すればアクティブに活動しやすくなり、美容やダイエット効果も高いといわれています。ゆっくりと身体を労わりたいなら夜に摂取するのがオススメですが、体重が増えやすくなるので摂取量には注意してください。シーンに合わせて上手に摂取、ぜひ魅力的なモテボディづくりに役立ててくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。