家事や仕事を淡々とこなしているだけなのに、「それにしては疲れ過ぎているかも……」と感じているなら、次のようなことをチェックしてみましょう。意外な理由があるのかもしれませんよ。
■室内にいる時間が長い
人間は、太陽の光を浴びることで体内時計を調整したり、自然に触れることで心身がリフレッシュできたりします。そのため、外出の時間が少ないことは疲労が蓄積されやすい状態でもあるのです。室内でゴロゴロ休養するだけよりも、ベランダに出て花の水やりをしたり近くのスーパーに買い物に行ったりすることで、疲労回復を促進させることができますよ。
■運動不足
デスクワークなどで長時間座って過ごしたり運動習慣がなかったりすると、体力が落ちてエネルギー不足の状態になりやすいです。体を大きく動かす時間が少ないと体内の体液循環も滞りやすいため、体内に栄養素が行き渡りにくく“疲労を感じやすく疲労が抜けにくい”状態になってしまいます。適度な全身運動は疲労感へと繋がりますが、スムーズな入眠ができて疲労回復にも役立ちます。疲れを溜め込まないためにも“疲れ過ぎない程度の運動”の習慣化を目指しましょう。
■感情が揺さぶられる時間が多い
ご近所付き合いやママ友との会話、家族とのコミュニケーションに加え、大好きな映画・ドラマ鑑賞や読書なども、実は疲労の原因になることがあります。感動や共感も気持ちが昂ればそれだけエネルギーを消耗しますから、テレビやスマホでそういったコンテンツに触れる時間を調節することで、精神面の疲労を調整してくださいね。
このように、気付かぬうちに気力や体力が消耗しているかもしれません。「疲れていないはずなのに……」と決めつけず、自分を労る時間をしっかり確保して、適度な運動をしながら生き生き過ごしていきましょう!
(Nao Kiyota)