今年は染谷将太の出演する映画が目白押しだ。すでに公開された「陰陽師0」「違国日記」「あの子はだぁれ?」に続き、9月20日公開の「あの人が消えた」、10月11日公開の「若き見知らぬ者たち」、12月6日公開の「劇場版ドクターX」、12月13日公開の「はたらく細胞」、12月20日公開の「聖☆おにいさん THE MOVIE?ホーリーメン VS 悪魔軍団?」とこれから5本もの作品が公開を控えている。
9月5日放送の「DayDay.」(日本テレビ系)では、「あの人が消えた」で共演する高橋文哉、坂井真紀と一緒にVTR出演。高橋が「プライベートで誰にも気付いてもらえない」という最近の悩みを明かすと、染谷は「僕も気付かれないですよ。普通に電車、乗ってます」と意外な事実をコメントした。これだけの売れっ子が電車を利用しているとは驚きだ。
8月25日放送の「だれかtoなかい」(フジテレビ系)では、中学生の頃から親友でありライバルでもあるという仲野太賀と共演した。学生時代の染谷にとって、父親が怖い存在だったと明かすと、司会の中居正広はあえて仲野に、染谷の父親が怖かったかと確認すると「ちょびヒゲでした」と返答。中居から「質問の答えになっていない」と指摘されるも仲野はスルー。続けて、染谷が自宅の風呂のふた(プラスチック製)の上に服を着たまま寝そべり、遊びにきていた仲野がシャワーを浴びている様子を眺めていると、ふいに風呂のふたが割れ、染谷が父親に叱られることをおびえていたという回想話を始めると、聴いていた染谷は思い出し笑いをしながら涙まで流すことに。その姿は、当時がどれだけ楽しかったのかを視聴者に想像させてくれた。
また、仲野と中居は、加藤茶のギャグの1つである鼻の下に指を2本立てる「加トちゃんペッ」のポーズをして染谷の父親を表現したため、染谷も自分の鼻の下に指を2本立てて「これ、やるな」と涙目のまま注意する場面もあり、スタジオ内はもちろんのこと、視聴者も大いに笑ったのではないだろうか。
2015年元旦に9歳年上の菊地凛子と結婚。当時の染谷は22歳だった。翌16年10月には第1子、19年3月には第2子が誕生した2児の父でもあるが、どうも「父親としての染谷」の姿は想像しにくい。しかし不思議なことに、染谷にちょびヒゲを付け加えて想像してみると、今度はやすやすと「父親としての染谷」が想像できるから、物好きな人は試してみてほしい。
染谷はそのうち実写化ドラマ「サザエさん」で波平を演じる日が来るかもしれない。
(森山いま)