放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」では頭脳派の藤原道長を好演している柄本佑が、菅田将暉によって思わぬ素顔を暴露された。
9月22日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)に出演した菅田は、2017年に公開された映画「あゝ、荒野」でボクサー役を演じたことをきっかけにボクシングジムに通っているそうで、「対人でスパーリングもやりますね」と明かした。
また「うちのジム、役者人も増えてきて」と言い、「最近だと柄本佑くんとかが、よくジムで一緒になるんですけど、むちゃくちゃ強いんですよ。ボッコボコにされるんですよ、いつも」とコメント。スタジオからは「ええーっ?!」と驚きの声があがった。
さらに「容赦できるほど僕らも上手くないんで。危ないほど(の)パンチ(は)打てないです、素人は」と前置きしてから、「危ないところまではまだ行ってないですけど、佑くんだけは危ないっす」と柄本のパンチ力の強さを明かした。
また、柄本は最近プロ仕様の練習方法を実践しているそうで、「強くなりすぎたのか、練習するものがなくなったのかわからないですけど。ダウンした後にどう戦うか、みたいな練習とかしてて」とポツリ。プロは試合中にダウンさせられ、目が回った状態から立ち上がって試合再開となるのだが、その「目が回った状態」を柄本は再現しようしようとしているらしく、「リング内でゴロゴロ転がって、平衡感覚なくしてからスタートみたいなのやってて。あの人、俳優だよな?」と言ってインタビュアーの林修を笑わせた。
ネット上にも「道長さまが菅田将暉をボッコボコにしているなんて嘘みたい」「佑くんだけは危ないって最上級の褒め言葉だよね」といった声があがっているが、もしかすると柄本は以前から筋トレに励んでいるのかもしれない。
なぜなら2016年12月13日放送の当時「土曜スタジオパーク」(NHK)とのタイトルだった現「土スタ」に出演した柄本は、小栗旬の自宅にあるトレーニングルームで鈴木亮平に指導を仰ぎながら、必要に迫られて筋肉トレしていると告白。さらに「ぜひ30(歳)の誕生日を機に、100キロのベンチプレスを上げられるたくましい男になってほしいと思います。目指せ100キロ!」とVTR出演した小栗から鼓舞された柄本は、「40(歳)の誕生日に100キロ上がってるくらいの長いスパンで」と返答していたのだ。
柄本は2026年12月16日で40歳を迎える。菅田の話と8年前の小栗への返答を合わせて考えてみると、柄本がコツコツと100キロのベンチプレスを上げられる筋肉を作り続けている可能性は大きいだろう。ひそかに何かをコツコツと続けている柄本の姿は非常に似合っているというか、そういう人であってほしいというか。
(森山いま)