女性に性的暴行を加えたなどとして警視庁に書類送検されたお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二の“メンバー“呼称をめぐり、SNSでは、元SMAP・稲垣吾郎やTOKIOの元メンバー・山口達也を彷彿とさせるとして、様々な反応が飛び交っている。
斉藤は7月、東京・新宿区の路上に停めていたロケバスの車内で、20代の女性に性的暴行を加えた疑いを持たれており、女性側は「許すことは絶対にできません」と話しているという。
すると、日テレNEWSやNHK、デイリースポーツなどの複数メディアがこれを報じる際、斉藤を「ジャングルポケットの斉藤慎二メンバー」と表記していたことから、Xでは「“斉藤慎二”じゃダメなの?」「呼び捨てでいいじゃん」との声や、「山口達也以来のメンバー。斉藤慎二メンバー」「稲垣メンバーを思い出します」「今度は吉本に忖度?」「斉藤ってジャニーズだっけ?」などと不思議がる反応も寄せられている。
「事件が起きた際の“メンバー呼称”報道といえば、やはり世間の脳裏に刻まれているのは、2001年に東京・渋谷の路上で道路交通法違反と公務執行妨害で現行犯逮捕された稲垣と、2018年に自宅で未成年女性へのわいせつ事件を起こした山口のケースです。両者ともに事件当時は旧ジャニーズに在籍しており、報道では『稲垣メンバー』や『山口メンバー』などと呼称され、“メディアによるジャニーズへの忖度”などと騒がれていました。今回のケースでは、斉藤は警視庁による任意の調べに対し、容疑を認めた上で『軽率な行為で、相手方や自分の家族に迷惑をかけたことを反省している』と話していることから、ネットには、“本人も犯行を認めてるならメンバー呼びなんてヌルいことしなくていい”とする反応や、『ジャニーズ以外では初のメンバー呼称』だとして驚きや疑問の声をあげる人もいます」(テレビ誌ライター)
事件から20年以上も経過している稲垣からすると、ほぼ忘れられていた“メンバー騒動”を蒸し返されるという“巻き添え被害”には「勘弁してよ…」という思いかもしれない。
(木村慎吾)