10月12日、TBS系列の特番「お笑いの日」で決勝戦が放送される「キングオブコント2024」。
これまで審査員長を務めていたダウンタウン・松本人志の不在で行なわれる異例の決勝となる。
今回、審査員にシソンヌ・じろうが新加入し、かまいたちの山内健司、バイきんぐの小峠英二、ロバート・秋山竜次、東京03・飯塚悟志とともに、審査員全員がキングオブコントの歴代王者となる。
この人選にテレビ関係者は「視聴者にとって納得感のある採点が期待できるのではないか」と語る。さらに続けて、
「いずれの審査員も現役バリバリ。作り手の目線で分かりやすく講評してくれるでしょう。非常に妥当なメンバーに落ち着いたと思います」
注目を集めていた「松本の代役」は採用されないことに。
「一部では、松本に代わってウッチャンナンチャン・内村光良を審査員長に推す声もありましたが、これは実現せず。大会としては、今後の松本の復帰に備えて“松本カラー”を残しておきたかったのでしょう」（前出・テレビ関係者）
もっとも、出場する芸人にとっては複雑な心境のようだ。
「過去の決勝経験者が7組で、昨年から続いての決勝進出者も5組と、例年以上にハイレベルなコント師が出揃いましたが、お笑い業界内では『松本がいない大会で優勝してもブレイクにつながらない』としきりに囁かれている。出場芸人としても、せっかく決勝に駒を進めたのに、カリスマである松本のコメントを貰えない状況は心中複雑でしょう」(前出・テレビ関係者)
「松本不在」の影響を感じさせない大ブレイクを新チャンピオンに期待したい。
(塚原真弓)
