お笑いコンビ・さらば青春の光の東ブクロにとっては、大御所芸人との貴重な宴の場よりも、女子とのワンナイトのほうが重要なのだという。10月15日放送の「耳の穴かっぽじって聞け!」(テレビ朝日系)で、“スキャンダラス芸人”による飲み会でのアグレッシブなエピソードが紹介された。
先輩芸人の妻を“寝取った”過去を認めるなど、これまでに何度か女性問題で世間を騒がせてきた東ブクロ。松竹在籍時代から彼と数々の合コンをお供してきたお見送り芸人しんいちによると、飲み会では自分がモテることしか考えていないのだといい、その自分本位な性格は明石家さんまが同席していても変わらないのだという。
番組MCのウエストランド・井口浩之が「さんまさんがいる飲み会でもお持ち帰り…」と切り出すと、相方・森田哲矢が東ブクロの肉食エピソードの詳細を暴露。「さんまさんを置いて(女性を)持ち帰った男。まず、さんまさんと飲めるっていうだけでスゴい所に来てるやんか?なのに、もう2時間ぐらいでイイ感じになった女の子を持ち帰った」と、芸人よりも男としての欲望が勝ってしまったようだ。
森田は、その場を盛り上げるためにベテランのさんまが必死にトークを展開するかたわらで「虎視眈々と女子を狙ってた」東ブクロに呆れながらも爆笑。これにブクロは「ちゃんとお伺いは立てたよ。“お持ち帰りしていいですか?”って。“行ってこい、行ってこい”って」と、さんまとのやり取りを明かし、きちんと許可を得てからの“お持ち帰り”だったことをアピールしている。
「先輩芸人が参加する場でもお構いなしな東ブクロの図々しさが伝わるエピソードで、ネットには『バリバリの現役ストライカー』『そりゃさんまさんも“アカン”とは言えないよなぁ 笑』などと面白がる反応があった一方、昨今の状況を危惧し、『今後はこういうパターンの何%かは“事件”になるんだろうなぁ…』『こういうのは公にあんまり言わない方がいいと思う。いつ相手が豹変して訴えるかもしれない』『飲み会後のお持ち帰りも、週刊誌にかかれば“師匠”の“性加害”に歪曲・脚色される恐れがあるから気をつけないと』といったニュアンスの意見続々で、心配する人も多いようですね。現在係争中のダウンタウン・松本人志のケースでは、ホテルの一室で開催された宴で、参加女性が彼から性加害を受けたと週刊誌に告発しており、焦点は同意があったかのか否か。また、ロケバス内での性的暴行などの疑いで書類送検されたジャングルポケット・斉藤慎二の一件など、お笑い界では性的行為の強要にまつわる大きな疑惑や騒動が頻発しており、ブクロの肉食エピソードにも「素直に笑えない」という反応を示す人も少なくないようです」(テレビ誌ライター)
東ブクロは“女性との同意があるから大丈夫”と安心しているのかもしれないが、松本や斉藤も同様の思い込みがあった可能性もあり、派手な女性関係を楽しむ全ての芸人は“明日は我が身”と緊張感を持つ必要があるだろう。
(木村慎吾)