解散してもなお、話題性では他の芸能人の追従を許さないSMAP。
不仲説、じつは違う説、マスコミの情報操作説など、彼らを取り巻く騒ぎはありとあらゆる可能性が語られてきたが、11日、SMAPの中心メンバーであるキムタクこと、木村拓哉が解散後初となる公の場所に姿を現した。TBS系の主演ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」の試写会で舞台あいさつが目的だ。
「最後まで絶対逃げずにやり抜きたいと思います」と、まるで高校球児のように力強くあいさつした木村だが、この日のメディアとのやり取りでは解散にはひと言も触れず、とにかくポジティブな発言に徹したが、腫れ物を触るようなマスコミと利害が一致してか、終始機嫌はよかったようだ。
ところが、この舞台あいさつの様子を報道した日刊スポーツが、昨年末から話題になっていた、グループ最後の日となった12月31日の木村を除く4人のメンバーとかつてのメンバーだった森且行の5人が集まったという都内焼肉店の慰労会の新情報を暴露し、これにファンが反応している。
「木村だけ呼ばれなかったというウワサから始まった大晦日の焼肉会ですが、木村には当日連絡があったとのこと。しかし、木村は合流しなかったようですね。これにファンが賛否渦巻くさまざまな意見を書き込んでいます。我々メディア記者の多くは、最初から木村にも声がかかっていたことは確実で、それを木村が家庭の事情なのか気持ちの問題なのかで断ったものの、やはり他のメンバーが当日にもう一度誘ったという見方をしています。しかし一部にもそうした冷静なファンはいますが、過剰な反応のほうが目立ちます」(女性誌記者)
ネット上を見てみると、「妻子あるのはキムタクだけ。なのに大晦日の当日に連絡ってイジメじゃん?」「群れるのが苦手なだけだと思う。ちょっと気の毒」「当日まで誘われないで行くわけがないだろ!」という、木村への気遣いや他のメンバーへのバッシングに近いコメントもあれば、「妻子優先もいいけど、ずっと苦楽を共にしたメンバーとの最後の日ぐらい二つ返事で行くべき」「フレンドパークのワンマンホッケーを見てても、仲間に同調することができないんだろ」「工藤静香が許してくれないもんね」「理由はわからないけど、だから悪者にされちゃうんだよ」など、無理してでも参加しなかった木村にガッカリ感を覚えたというコメントも多い。
焼肉店に集合するだけでメディアも一般人も大騒ぎ。これほどのスーパーアイドルグループは今後もなかなか出現しないかも?
(平山リン)