岡田将生が主演を務め、中井貴一とのコンビが好評のドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)の第6話が11月28 日に放送され、世帯平均視聴率は前話の10.4%から1.7ポイントアップして12.1%を記録。今作最高を更新した。
この日放送の物語は、那須田歩(岡田)、九鬼静(中井)らが働く病院の天才外科医・上杉基弘(三宅弘城)が、「医療への熱意を失った」との理由から急にすべての手術をキャンセルし、病院を去るという。
オペ看として上杉をサポートしてきた那須田は、戸惑いを隠せないが、新米看護師の中村柚子(森田望智)は、上杉が病気のため余命宣告されているという事実を知る。
仕事もうまくいかず、プライベートで配信しているSNS動画の再生数も伸びない中村は、密かに上杉を盗撮し、そこに医者を引退する本当の理由を添えて配信しようとしていた。
これに気付いた那須田と九鬼は配信を止めるよう説得。目の前で削除させたのだが、中村は“配信”をポチっとしていたのだ…。
視聴者からは「中村、看護倫理のカケラもないね」「末期の病気の人ネタにして、勝手に動画載せるとか普通の人間ならできないぞ」「これ医療ドラマなんか?内容酷いんだが」など、医療従事者としてあり得ない行為に批判が殺到した。
「中村は前話で横暴な患者に対し、怒りに任せて余命宣告をするという失態がありました。それなのに、今回のストーリーでも病人の秘密を暴露するという暴挙に出ました。視聴者からは、中村に対しイライラが止まらず“クビにならないのおかしい”“せっかく面白いドラマなのに中村いらない!”の声がネット上で上がるなど、怒り心頭です」(テレビ誌ライター)
脚本は「ドクターX」(テレ朝系)シリーズの中園ミホ氏なだけに、あり得ない設定には納得がいかないようだ。