ディズニーランド好きのオタクたちの間で「地蔵」と呼ばれるオタク用語が存在する。「地蔵」とは、ショーやパレードを鑑賞するために公演前から場所取りをしてひたすらじっと待つ行為のことを指す。その地蔵に元人気アイドルがチャレンジしていたことが明らかになり、話題となっている。乃木坂46の元メンバーで、女優で歌手の生田絵梨花だ。
生田はディズニー100周年記念作品のアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画「ウィッシュ」(2023年)にて、ヒロイン・アーシャの日本版声優を担当。現在、ディズニーランドでは、歴代ディズニー作品等からたくさんのキャラクターが登場するナイトショー「Reach for the Stars」が開催されているが、アーシャも出演していることから、生田は生でショーを鑑賞すべくディズニーランドを訪れたという。そのことを、11月27日にインスタグラムで報告しているのだが、生田は「せっかくだから良ポジから見たくて、まだ誰も並んでない昼間帯から何時間もここに座って待機してた笑」と、シンデレラ城が真正面から見えるポジションにシートを敷いて陣取りしている写真を添えて「地蔵」告白をしたのだ。
苦労の甲斐もあって、ショーを存分に楽しむことができたようで、「ショーは本っ当に、最高でした!パークで自分の歌声が流れる人生がくるとは、、色んな想いが溢れて感動しちゃいました」と、その感動の様子を綴っている。
「もちろん厚着をして、ブランケットも用意し、防寒対策をしたうえで場所取りをしていたようですが、まさか生田ほどの有名人が昼間から地蔵をしているとは思いませんからファンからは驚きの声が上がっています。ディズニー側に伝えれば、地蔵をせずともショーを楽しむことができたかもしれない中で、貴重なオフの時間を割いて、地蔵していたことに好感を持った人が多いようです」(エンタメ誌ライター)
そんな生田は乃木坂時代から清楚系な見た目で、お嬢様として知られていますが、ストイックなエピソードも多く持っている。
「自宅のシャワーの温水が出なくなってしまうトラブルに見舞われるも、多忙ゆえに修理業者との予定が合わずに3週間ほど冷水を気合いで浴び続けていることを2022年放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で明かして、出演者を驚かせていましたね。
また、生田は感情スイッチのオンオフを自在に切り替えられ、感情スイッチをオフにすればどんなことも無表情でやり過ごせるという特技を持っており、18年に放送された『ウチのガヤがすみません』(日テレ系)では、その特技を証明すべく、ロシア武術のシステマを習っていたこともあり、あらゆる痛みにも耐えられるという特技を持つピン芸人のみなみかわとガマン強さ対決をしたこともありました。生田は、まばたきガマン対決、激臭袋対決、激辛わさび寿司対決の全てで完勝。激辛わさび寿司対決に関しては、ふだんは寿司をわさび抜きで食べるタイプとのことでしたから、激辛わさび寿司を食べてノーリアクションで乗り切るのは相当な苦痛を伴ったはずです」(アイドル誌ライター)
とんでもなくガマン強い生田にかかれば、数時間の地蔵ぐらい余裕だった!?
(石田安竹)