12月4日、芸能事務所「アソビシステム」が公式サイトを更新。所属タレントに関する誹謗中傷と無断アップロードなどの著作権侵害がSNS上で多く確認されていると声明を出した。
声明では、これらの行為に対して「当社としては厳しい姿勢で臨ませて頂きます」として投稿の削除を要求。「削除が確認できない場合は発信者情報開示の手続き等をとり、投稿者を特定の上法的措置をとることを検討致します」とした。
個別のタレント名については記されていなかったものの、芸能関係者は「声明を出したタイミングからして女性アイドルグループ・FRUITS ZIPPERを念頭に置いているのでしょう」と指摘する。
「11月30日にFRUITS ZIPPERはメンバーが集合した動画をTikTokで配信したのですが、ここで櫻井優衣がスカート姿の真中まなの足を広げるような動作をした。この動画の無断転載がXで拡散し、櫻井に対する非難が殺到していたんです。この中には見るに堪えない誹謗中傷コメントも多く含まれていました」(前出・芸能関係者)
この事態に櫻井自身がXで反応。足を広げたつもりはなく、このままアップしていいと真中が許可していたと明かした。(※現在は削除済み)
こうして所属事務所が声明を出さざるを得なくなった今回の騒動だが、「誹謗中傷していた側」から反論が―。
「無断転載の動画を引用し櫻井を罵っていたアカウントからは『不適切な行為を指摘するのは誹謗中傷ではない』『そもそもこの動画をアップするのが悪い』といった趣旨の投稿が散見される。こうした反論にも一理あるかもしれませんが、いずれにせよ人格を否定するような投稿は言語道断です」(前出・芸能関係者)
何とも根深い問題であった。
(塚原真弓)