一時はとんでもないスキャンダル発覚か…と騒然となった橋本環奈をめぐるパワハラ報道もすっかり沈静化。続報もほぼなく、話題は主演を務め放送中の朝ドラと、放送まで半月に迫った「NHK紅白歌合戦」の司会関連に移った感がある。これも、当初の所属事務所社長の猛反論が奏功したと言えそう。何しろ、“捨て身”で橋本をかばったようにも思えるほど、異例づくしの内容だったのだ。(11月1日配信)
10月31日発売の「週刊文春」が報じた女優・橋本環奈の「パワハラ疑惑」に衝撃が広がっている。
「橋本環奈(25)壮絶パワハラ&公園キスin下関」と題した同記事によると、橋本は日傘を差すタイミングを間違えたマネージャーに激怒し、『使えねえ』など荒っぽい言葉も連発。
彼女のパワハラにより、8人ものマネージャーが退職したとしている。
現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」(NHK)に主演し、2カ月後には「紅白歌合戦」の司会を務める橋本に痛手を与える報道となった。
彼女を知るドラマ関係者が語る。
「何度も一緒に仕事をしたことがありますが、少なくとも自分は橋本がそのような暴言を吐いている様子は見たことがありません。ただ、記事を読むと一定の信憑性があるようにも感じてしまう。今後の彼女の仕事に影響を及ぼすのは避けられないでしょう」
今回のパワハラ報道を受け、橋本の所属事務所は声明を発表。疑惑を「事実無根であり明らかに事実と異なる内容」であるとして全面否定した。前出・ドラマ関係者が続ける。
「事務所の社長名義で発表された声明は異例の長文。パワハラを否定するだけでなく、彼女の人柄の良さを強調し、ロケ先から戻ってきた際に事務所スタッフに大量の手土産を持ってきたエピソードまで綴っています。非常に熱のこもった反論なのですが、その一部分が衝撃的な内容となっていたんです」
どのような反論だったのか。
「事務所スタッフへの暴言について、社長自身が『私が発したものであるとすればまだ理解できます』『私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります』として、みずからのパワハラを認めるかのような記述をしている。いくら所属タレントを守るためとはいえ、ここまで踏み込んだ反論文は前代未聞です」(前出・ドラマ関係者)
橋本の無実は証明されるか。
(塚原真弓)