料理をしていて失敗した経験はありませんか? そんなとき、イチからやり直しなんてことは避けたいですよね。そこで今回は、塩や砂糖、醤油を入れ過ぎて味付けに失敗したときの“リカバリー術”を紹介していきましょう。
■塩を入れ過ぎた……!
塩を入れ過ぎてしまったら、まず試したいのが塩分を何かに吸わせること。例えば、米やパスタ、じゃがいもなどを投入すると、塩をいくらか吸い込んでくれます。それでも塩辛いのであれば、酸味を加えましょう。酢やレモン汁を加えることで、塩味がやわらぐといわれています。
また、砂糖や甘味料を入れるのも一案。香辛料などのスパイスを用いれば、新たな味を生み出す可能性もありますよ。
■砂糖を入れ過ぎた……!
ケーキなどのスイーツ作りで砂糖を入れ過ぎた場合、苦味や酸味を加えると甘みがやわらぐといわれています。苦味の代表はコーヒー。苦さが加わり、大人の味になるとか。酸味はレモンがオススメです。
煮物などの料理で砂糖を入れ過ぎた場合は、出汁を入れて薄めてみましょう。また、煮汁に砂糖がたっぷり含まれてしまっているので、具材を取り出して煮汁を捨て、新たに調味料を入れて煮直すというのも一案です。
■醤油を入れ過ぎた……!
料理に醤油を入れ過ぎてしまったときに味をやわらげるための王道調味料が、水、砂糖、みりんの3つです。これらを使うと、美味しい方向へうまく味が傾いてくれますよ。
酢で酸味を加えてさっぱり感を出したり、ごま油を追加して風味をつけたりしてもOK。出汁汁や水気の多い野菜を入れて薄めるのもよいでしょう。
調味料を入れ過ぎてしまってもあきらめないで! ここで紹介したリカバリー術を試みて、美味しい料理に近付けてくださいね。