1月28日に埼玉県八潮市の県道でコンクリートの路上に穴があき、トラックが転落した道路陥没事故。発生から一週間以上経っても74歳の運転手の救出は難航している。
連日、懸命の救助活動が報じられる中、この事故をトークのネタとして笑い飛ばしたYouTuberに批判が殺到している。
「問題の動画を公開したのが兄妹YouTuberの『中町兄妹』。兄の中町JPと妹・中町綾によるトークチャンネルで、チャンネル登録数172万人超えで、数百万再生を連発している。エピソードトークやドッキリ企画などで若者層を中心に人気を集めています」(ITライター)
このチャンネルでは陥没事故が発生して5日後の2月2日に「中町兄妹を知らない人に自分達のイメージ聞いたら悪過ぎて普通に鬱wwwwww」と題した動画を投稿。
自宅リビングと思しき場所でのトーク後半、綾が「工事現場の付近は避けて通る」とみずからの注意深さについて言及。「最近では穴があって落ちちゃって」「トラックがハマっちゃって」と八潮市の陥没事故に触れたのだ。同ライターが続ける。
「とにかく両者の話しぶりが酷かった。陥没事故の話題になるとJPが『最近あったな』と膝を叩いて大笑い。綾が『でっかいトラックが通る時は一緒に走らないようにしようと思った』と語るなど被害者への配慮に欠けた発言を連発していました」
不謹慎な会話はさらにエスカレート。
「これらの発言のあと、綾が『で、秒で死んだらおもろいよね』と話すとJPも『おもろすぎる』と笑いながら賛同していた。さらに両者は『あんな(注意深く)やってたのにめっちゃ穴落ちてる』『めっちゃ穴落ちて死んだんだけど』と悪ノリ。耳を疑う会話が続きました」(前出・ITライター)
猛批判を浴びていったん動画を削除したものの、同5日に問題の箇所をカットした修正バージョンを再公開した中町兄妹。
今、2人の親は何を思うか。
(塚原真弓)