3月31日をもってグループ解散が決まったKAT-TUNの亀梨和也がファンに向けて謝罪の言葉を述べたことに対し、2ちゃんねる開設者で実業家の「ひろゆき」氏が自身のXから“意味がわからない”と指摘したが、これについて反発する声があがっているという。
2006年にデビューしたKAT-TUNは、旧ジャニーズでは異彩を放つ“ヤンチャなイメージ”を武器に次々ヒット曲をリリースしてきたが、わずか10年の間にメンバーが半減するという事態にも直面。当初は6人体制でスタートしたものの2025年時点では亀梨和也と上田竜也、中丸雄一の3人体制となっていた。
今後は、グループの解散に伴い、亀梨は所属するSTARTO ENTERTAINMENTからも退所すると報告。上田と中丸については解散後もソロで同事務所と契約を継続させるという。
そんな中、亀梨が2月14日更新の有料ファンサイトから音声のみの動画でファンにメッセージを送った。その内容は「ハイフン(KAT-TUNファンのこと)へ。今回、このような結果になってしまったこと、心より申し訳なく思っています。本当にごめんなさい」「最後までKAT-TUNとして、KAT-TUNの一員として誇りを持ち、過ごしていきたいと思います。悲しい思いをさせてしまったぶん、必ずそれ以上の笑顔を作っていけるよう、これからも歩んでいきます」と、ファンへの謝罪が含まれたものだった。
これに対し、ひろゆき氏は翌15日に自身のXで「やらかしてグループを抜けた人ではなく、やらかさないで最後まで残った人が謝罪するという日本らしい意味のわからない作法」とツッコミ。長年グループを牽引してきた人気メンバーである亀梨が謝罪したことに違和感を覚えたようだ。
「KAT-TUNではどうしても亀梨の人気だけが突出しており、度重なる不祥事が報じられた元メンバーや、不倫疑惑のあった中丸とは違い、スキャンダルも起こさずにプロとしての意識の高さも見せてきました。そのため、グループの人気を一手に担っているような構図に映ってしまい、本人もそうした重圧を抱えてきたはずです。また、一部報道では、3月末の契約更新を前に亀梨側から更新の意思がないことが伝えられ、それがKAT-TUNの解散に繋がったとされています。上田は解散が決まったことについて有料ブログから『急展開で心の整理が全く出来ていません』と綴っており、グループの存続に関してはやはり亀梨が主導権を握っているような実状が窺えます。そうした経緯があっての今回の謝罪の言葉は、みずからの判断によってグループが解散に至ってしまったとの想いが強く伝わるものとなっており、ひろゆき氏による“やらかしてないのに何で謝るの?”という指摘はお門違いだといえます。さらにグループ脱退後に不祥事を報じられた元メンバーはいますが、KAT-TUNとして事務所に在籍中に“やらかしてグループを抜けた人”だと言えるのは、2013年に事務所から契約を解除された田中聖のみ。そんなことも考えあわせてか、ひろゆき氏の投稿には『よく分かってないなら口を出さないで』『このお方は相変わらず何も分かってないな』『外野なのにいちいち首突っ込んでくるおじさん』『これは応援してくれたファンに対してのものだから、亀梨さんが謝罪してもおかしくない』などの反応が集まっています」(テレビ誌ライター)
ひろゆき氏による“いっちょ噛み”はお馴染みのスタイルとなっているが、今回の指摘は特にKAT-TUNファンには聞き捨てならない内容だったようだ。
(木村慎吾)