2月25日に第8話が放送される、奈緒と松田龍平がW主演を務めるドラマ「東京サラダボウル」(NHK)の原作になっている「黒丸」氏によるマンガ「東京サラダボウル‐国際捜査事件簿‐」が打ち切りになっていたことを今になって知り、ショックを受けている。
黒丸氏が2023年9月19日付けで「X」に詳しい事情をポストしてくれているので、その内容を恐れず乱暴に要約すると、編集部が設けていた販売部数より“売れなかったから打ち切り”になったそうだ。黒丸氏のポストを引用すると《お声がかかればこの先も『東サラ』を描いてみたい。という気持ちはある。現代で描く価値がある作品だと思っているし、その価値を認めてくれている読者さんもたくさんいると、個人的には思っていますから》《『東京サラダボウル』は描いていて最高に楽しい作品です。鴻田さんもアリキーノも大好きだし、やりがいを感じる作品です》《“数字の評価”という点では、出版社が線を引いた水準までは届かずこういった結果になっていますが、そんなものとは関係なく、ひとりひとりの読者さんからの応援は、声に出して言っていただいたものは私にも届いています》とあるから、ここは草の根運動として、黒丸氏に届くよう「東京サラダボウルの続編を描いてください!」と声をあげたい。
ドラマは2月25日放送回で第8話となり、最終話の第9話まで残すところ2話しかない。松田龍平演じるアリキーノこと有木野了、中村蒼演じる織田覚、三上博史演じる阿川博也の3人に何があったのか、奈緒演じる鴻田麻里が知ることになるのも時間の問題だ。
私はこのドラマの続編を見たい。原作マンガの続きが読みたい。きっとそう思っているのは私だけではないはずだ。
(森山いま)