俳優で歌手のディーン・フジオカが、4月にスタートする報道番組「サタデーステーション」(テレビ朝日系)に“インフルエンサー”の肩書でレギュラー出演することが決まった。この知らせにファンから「頑張って!」との声援が相次ぐなか、一部のファンからは「あのドラマの続編は!?」という悲鳴があがっているというのだ。テレビ誌のライターがその意味を解説する。
「土曜の夜8:54にスタートする『サタデーステーション』に出演することで、土曜9時台の番組には出演できなくなります。ところがディーンは現在、まさにその時間に放送されているドラマ『精霊の守り人II 悲しき破壊神』(NHK)に出演中なんですよ。同ドラマは3月いっぱいで放送が終わるので裏かぶりの心配はありませんが、すでに続編が決まっており、そこにディーンは出演できないわけです」
この「精霊の守り人」は昨年3~4月にシーズン1が放送され、ディーンは今年1~3月放送のシーズン2に出演。11月から最終章が放送される予定で、1月15日に行われた制作発表会ではキャストにディーンの名前がなかったという経緯がある。
「しかしファンの間では、ディーンのサプライズ出演に期待する声も大きかったのです。それが今回のキャスター就任でその可能性もなくなり、悔し涙を流すファンもいそうですね。『精霊の守り人』では彼が得意とする剣術シーンなど見どころも多かったので、残念に感じているファンは少なくないことでしょう」
とはいえ、ドラマと違って3カ月では終わらないのが報道番組のいいところでもある。ファンは気持ちを入れ替えて、毎週土曜を楽しみにするのが良さそうだ。
(白根麻子)