公式ファンクラブサイトにて、来年の5月いっぱいでの「活動終了」を発表した嵐。2020年12月31日をもって「活動休止」していた嵐だが、やはり「休止」と同様に「終了」もグループリーダーである大野智の意向が大きかったのかもしれない。
嵐の公式サイトよると、大野からの「2020年を区切りに、ここで一度嵐をたたみ、それぞれの道を歩んでもいいのではないか」という提案をきっかけに、前年6月頃からメンバーおよび所属事務所との話し合いが行われ、活動休止に至ったという。2020年は嵐のデビュー20周年という節目の年だったのだ。
大野はこれをきっかけに芸能界を離れた。そして、資金の大半を自分が出資したとされる、宮古島の繁華街からはやや離れた場所にあるリゾート施設が完成間近と昨年報じられてもいる。美しい海と砂浜に囲まれたモダンな施設は、開業前とはいえ、地元民だけでなく観光客の間でも今や有名らしい。
昨年11月には、半袖Tシャツから出ている左腕にタトゥーが見える、ヒゲを生やした大野の姿を「NEWSポストセブン」が報じていたが、ファンクラブサイトで公開された動画に映る大野に対しては「あまり変わっていない」という声もあれば、「大野智のそっくりさんみたい」とする声などがネット上にはあがっている。中には「多くの人々から『見られていない』とここまで変わるんだ」と驚く声もあり、久しぶりの大野がどう見えるかは、人によってかなり違うようだ。
しかし大野について多くの人は「活動終了の条件がコンサートツアーだったのだろうな」「嵐としての活動を終了させてあげるから、最後に1年間だけ芸能活動してほしいと会社側からお願いされたんだろうな」と異口同音に推測しているようだ。
大野にとっての「ファイナルセレモニーイヤー」は始まったばかりだ。
(津島修子)