俳優、ミュージシャン、映画監督とマルチな才能を見せているディーン・フジオカが、今度は報道番組に挑戦する。それが、4月スタートの「サタデーステーション」(テレビ朝日系)。同番組でディーンは、世間に影響力を持つ人を意味する“インフルエンサー”として、国内外にかかわらず、現場に足を運びリポートするというのだ。
このことが報じられると、ファンからは「絶対見る」「土曜9時の楽しみができた」「久しぶりに面白そうな番組ですね」など、概ね歓迎の声が寄せられた。
千葉県立船橋高等学校を卒業したディーンは、アメリカ・シアトルのコミュニティ・カレッジでITを専攻。卒業後は香港や台湾、インドネシアなどアジア各地で、ラップ歌手、モデル、俳優、クリエーターとして活動。言語は日本語、英語、中国語(広東語と現代標準中国語)、インドネシア語とマルチリンガルだ。このようなことから、広い視野を持つことが評価され、今回の起用となったようだ。
だが、その一方で「おディーン様は好きだけど、俳優で頑張ってもらいたい」といった声も多く、ファンの間では賛否両論の様子。また、「芸能人ばかり起用せずに、ジャーナリストや学者など報道とか国際情勢を本当に理解してる人にやってほしい」「視聴率アップのための話題作りならやめたほうがいい」など、厳しい意見があるのも事実だ。
「芸能人キャスターとしては、嵐の櫻井翔やNEWSの小山慶一郎などがいますが、ディーンにどれほどの力量があるのかは未知数です。新たな才能を開花できるかどうか注目ですね」(芸能ジャーナリスト)
視聴率稼ぎの単なる“客寄せパンダ”ではなく、報道情報番組に一石を投じる存在として活躍してくれることを期待したい。