【愛の、がっこう。】中島歩“川原”の気持ち悪さがクセになる!「憎めない」と思わせる素朴な演技の妙
7月31日放送の「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)第4話で、愛実(木村文乃)のことを尾行した婚約者・川原洋二(中島歩)は、愛実がホストクラブ「THE JOKER」に「カヲル(ラウール)」という名前のホストに会いに行ったことを目撃する。川原は自分こそ既婚女性の雪乃(野波麻帆)と不倫しているのにそれを隠したまま、百々子(田中みな実)に愛実がホストにハマっているのか確認しに行ったり、愛実の実家を不意打ちで訪れたり、さらには愛実の両親が奥の部屋にいるというのに愛実の実家の玄関入口で抱きしめようとしたり、キスしようとしてなんとか頬にキスしたり、どうやら自分の思い通りにならない愛実に執着し始めているようで非常に気持ちが悪いのだ。
放送中のNHK朝ドラ「あんぱん」では6月25日放送の第63話で、結核により息を引き取るまで、主人公・のぶ(今田美桜)の最初の夫である若松次郎をカッコよく演じていたのに、なんとも複雑な気分になってしまう。
ネット上には「川原キモい」「自分が不倫してるから愛実のことも疑ってしまうんだよな。このキモ野郎」といった声が相次いでおり、この日の放送では不倫相手の雪乃に電話をかけ、「別れたい」と切り出し「いろいろありがと」と雑な別れ方をしたことから、これは雪乃から「何らかの報復があるのではないか」と考察する声もあがっている。
それなのに、このキモ男・川原には「なんだか1周回って川原が楽しみになってる」「キモいしクソなんだけど、あのしゃべりや雰囲気が憎めない」「川原が出てくるとワクワクする自分がいる。シリアスなストーリー展開を中和させてくれるオモシロ感がある」「演技が上手じゃないのにそれが良い感じの味になってるからスゴイ」といった声もあがっている。
次週第5話のあらすじには、川原は愛実に他の女性とも交際していたことを打ち明け、尾行したことを謝罪。愛実もカヲルに字を教えていることを明かすとある。しかし、愛実の“昭和生まれのモラハラ男”である父親・誠治(酒向芳)と、そんな父親の顔色を気にしてばかりの母親・早苗(筒井真理子)に、川原が「愛実はホストに勉強を教えている」と伝えるともあるので、川原に対する世間の風当たりはさらに強くなりそうだ。
(森山いま)
