あの“失礼な名セリフ”との出会いが始まりだった!Mr.シャチホコが和田アキ子のモノマネを決意した日
「アッコさんって、“しゃべり(のモノマネ)やってる人おらへんな~”みたいになって、それでやり始めるようになったんですよ…」
こう明かしたのは、「和田アキ子のモノマネ」でブレイクしたものまねタレントのMr.シャチホコ。元「雨上がり決死隊」宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」に出演(9月4日付)して、和田のモノマネをしようと決断するに至った“笑撃の過去”を振り返った。
「タモリ」「笑福亭鶴瓶」などのモノマネで知られるコージー冨田を師と仰ぐMr.シャチホコ。もともとは桜井和寿(Mr.Children)の歌まねを得意としていたが、“歌だけでなくしゃべりもできないとバラエティ番組に呼んでもらえない”と彼から指導を受けたという。「誰にしようか…」と模索する中、たまたまつけた日曜日のテレビで、バラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)が放送されていた。Mr.シャチホコが言う。
「ボーっと観てたんですよ。そうしたら、(女性お笑いコンビの)ガンバレルーヤさんがゲストだったんですけど、番組の終わり、エンドロールぐらいのタイミングで『時間ないし生放送やけど、ちょっと尺できたから、せっかく君ら来たんやったらネタとかやったらええやんか。そもそもごめんな、今こんな言うとあれやけど、君らって何をされてる方なの?』って」
宮迫が「出た、名セリフ!」と口にすると、なおもMr.シャチホコはこう続けた。
「ゲストで呼んでるのに、なんて失礼な人なんだって素で思って。でもそれが面白くって、勝俣(州和)さんとかが、『何言ってんすか。そんな失礼な!』みたいな。アッコさんがキョトンとしてるんですよ…」
2022年4月10日、和田が新型コロナウイルスに感染して「アッコにおまかせ!」を休演した際、代理司会として和田に扮したMr.シャチホコが出演したのも記憶に新しいところ。そこまでの評判を獲得できた裏には、和田の“失礼ながらも面白い”個性との邂逅があったのだ。
(所ひで/YouTubeライター)
