“家族系”人気YouTuber、「長女とのやり取り」に批判殺到で活動休止を発表
10月31日、人気YouTuber「ポンコツらいす」の切り抜き画像がSNS上に投稿され、批判が殺到している。
「ポンコツらいす」は、妻のまりこ、夫のこうせい、まりこの連れ子である長男・長女、そして2人の間に生まれた次男の5人家族で活動する“年の差夫婦YouTuber”。登録者数は31万人を超え、夫婦性の営みをせきららに語る動画シリーズで注目を集めてきた。
しかし、今回問題視されているのは、10歳の長女を顔出しで出演させているにもかかわらず、夫が「一緒にお風呂に入ろう」と誘う発言をしたり、母親が娘の前で「連れ子邪魔だった?」と笑いながら夫に問いかけるなどのシーンがあったこと。これに対し視聴者からは「児童虐待ではないか」「性的虐待の助長につながる」といった厳しい声が相次いでいる。
炎上を受け、ポンコツらいすは翌日に動画を投稿し、まりことこうせいは、「正義に酔ってるだけ」「ただのストレス解消にしか見えない」と批判に不快感を示し、「謝罪することは何もない」と強気の姿勢を見せた。
しかし、翌11月2日に公開された動画では一転し、「警察が事情聴取に来た」と明かしながら、「今後は長女が出演する際には痴話コントは発動しないようにしようかな」と、活動方針の一部見直しを示唆した。
それでも批判に対しては強気の姿勢を崩しておらず、Xでは「抜き打ちで誹謗中傷の訴訟はどんどんしていきます」と投稿していたが…。
「その後、11月4日に投稿された動画では、夫婦そろって登場し、YouTube活動の休止を発表したんです。子供への接し方や動画の表現方法が問題視されたことを認め、これまでSNS一本でやってきたが、今後は別の仕事も考えるとし、最後は心配をかけた人たちに向けて深々と頭を下げ、謝罪をしていました。同じような家族YouTuberでは、昨年6月にYouTuber・ラウなのファミリーが炎天下の中で2歳の娘を車内に閉じ込めた様子を投稿して大炎上しました。子供を動画に出演させる際は、細心の注意が必要なのではないでしょうか」(YouTubeライター)
視聴者に家族の笑顔を届けるはずのチャンネルが、いつの間にか“炎上の渦中”に。誰もが簡単に発信できる時代だからこそ、守るべきものを見失ってはいけないようだ。
(佐藤ちひろ)
