2月14日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)に出演した料理研究家でタレントの平野レミ。かねてより平野が作る料理は「放送事故レベル」と悪評が高いが、実際に作ってみると「乱暴」に見えた動作が実は効率的で、「雑」に感じた盛りつけが実はおいしさの秘訣であると合点がいくため、信奉者も多い。
しかし、そんな“平野信奉者”でさえ、この日の「アドリブ料理」には悲鳴をあげた。平野はMCを務めるマツコ・デラックスからのリクエストに応え、台本にないアドリブ料理を作ったのだが──。
「同量の牛乳とトマトジュースをグラスに注ぎ、手でちぎったバジル少々をそのグラスに入れてマドラーでかき混ぜ『はい、ガスパチョ完成!』には驚きました。さらにそのグラスにちくわを1本差して『これでタンパク質が摂れて、乳製品もトマトも入ってるから完全食!』と、栄養のバランスがとれているメニューだと豪語しながらマツコの目の前に出したのです。ちくわをストロー代わりにして飲むようにとマツコに促した時には、マツコが罰ゲームをしているようにしか見えませんでした」(テレビ誌ライター)
平野は、料理に彩りが足りない時は目玉焼きの模造マグネットを料理の上に載せるテクニックも披露。「マグネットは熱湯消毒してある」とのこと。しかし、平野の料理が「放送事故レベル」と言われるゆえんは、視聴者には十分伝わったことだろう。