堀北真希の「引退」発表の翌日に週刊文春が宮崎あおいの「結婚秒読み」放送をしたことで、一部メディアで過去の確執が蒸し返される事態となっている。
2人の犬猿バトルが繰り広げられていたのは08年に共演した宮崎主演のNHK大河ドラマ「篤姫」でのこと。テレビ誌の記者が当時を振り返る。
「前年の出演者発表会見の時から2人は目も合わせないし、隣どうしに並ばない。2人一緒での撮影も頑なに拒否。2人一緒の取材を申し込んでもすべてNGで、何かあるなと感じたのを覚えています」
その後、女性誌などで映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で賞を総ナメにした堀北の演技についって、宮崎が「アレでぇ!?」と揶揄したとか、負けじと堀北も宮崎出演のCMを皮肉って、「あのアヒル女優」がと言ったなどと報じられたものだった。
そして、ドラマで2人の共演シーンの撮影が始まると、不仲報道はさらにエスカレート。堀北の「カツラが重くて動きにくい」という言葉を伝え聞いた宮崎が、「それなら、出なきゃいいのに」と言い放ったとか、堀北も「胸の大きさなら負けない」と逆襲したとか、メディアで面白おかしく伝えられた。
「それが奏功して、堀北が初登場した回はこれまで最高の視聴率27.7%を記録。これが面白くなかったのか、宮崎はもともと愛想など振り向かなかったのが、ますますダンマリになったと聞きました」(ベテランの芸能記者)
今となっては過去の話。紆余曲折を経たお互いの人生にエールを贈り合ってもらいたいものだ。