「梅干し」を見ると、唾液がじんわりと出てきちゃうタイプの人、いませんか?
梅干しは、戦国時代にとても重宝されていた食べ物で、戦に向かう男たちは、往路ではその梅干しを見ながら唾液を出し、そのおかげで息切れせずに戦地にたどり着いたといいます。
また、戦地では少しずつ食べながら空腹感を満たし、食べたあとも種は捨てず、復路で種をなめながら帰ったというのですから、まさに貴重な食料だったんですね。
食が豊かになったと言われる今の時代、朝ご飯にフルーツやアサイーボールなどを摂って一日をスタートさせる人も多いことでしょう。
ただし、フルーツはカラダを冷やすと言われているので、痩せたい人は控えめに。実はフルーツは、暑い時期にいただくのがベターなんです。
ではこれからの季節、痩せたい人はフルーツの代わりになにを食べればいいのでしょうか?
そこで注目なのが、前述した梅干しなんです。梅干しに含まれるクエン酸は、唾液の分泌をうながして消化を助けるので、朝食に梅干しを食べると、内臓が消化活動を活発にしてくれるのです。
ちなみに梅干しはできれば添加物をつかっていない天然のものがオススメ。それが無理ならせめてハチミツ漬けなどにしていない、甘くないものをチョイスしましょう。
理想は、田舎のおばあちゃんが漬けてくれるような、酸っぱい梅干しです!
朝食に梅干しを一つ食べる。この秋から、そんな習慣を作ってみてはどうでしょうか?