4月18日、自由民主党所属の中川俊直衆議院議員が、経済産業大臣政務官を辞任した。中川議員は同日、自身のフェイスブックを更新し「一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり、経済産業大臣政務官の辞表を提出いたしました」と謝罪し報告。さらに「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、4月20日発売の「週刊新潮」に掲載された不貞スキャンダルが事実であることも認めた。
中川氏は高校時代、陸上部だった時のマネジャーをしていた女性と結婚。3人の子供がおり、妻は現在、がんで闘病中だそうだ。
この辞任ニュースは19日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」でも報じられた。司会の宮根誠司は「(中川議員の)奥様はがんで闘病中だそうです」と伝えたが、通常であればここで「渡辺謙さんといい、妻が闘病中に何やってるんでしょうかねぇ~」など、一刺しありそうなものなのだが、宮根は一切触れなかったのだ。
渡辺の不貞に関してネット上では「ベッキーとか乙武さんとかさんざん馬鹿みたいに報道して批判してきたくせに、世界のケン・ワタナベになるとこうですか」「同じ不貞ネタでも叩きやすい人は思いっきり叩いて、大物は全力でスルーとか、見てて胸糞悪くなる」など、扱いの差に疑問や不満が噴出している。
芸能記者は「事務所からの圧力がある」と言う。
「現在渡辺は、不貞相手と和解の交渉中です。4月1日に帰国した際には“取材に来たら、会見も含め、出禁にする”と圧をかけ、各局に“もう、取り上げないで”と伝えています」
大物芸能人には腰が引けてしまうのでは、公平な報道とは言えないと思うのだが……。