4月22日に第2話が放送されたドラマ「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)にて、ヒロイン役を務める木村文乃の髪型が話題になっている。今回はゆるふわパーマをかけたショートミディアムで、前髪を作っているのが特徴。これまではパッツンやキッチリ分けたイメージが強かったことから、とくに女性視聴者には可愛らしいと好評のようだ。
その一方で「ますます誰だか分からなくなった」との声も視聴者から聞かれるという。テレビ誌のライターが声を潜める。
「会社の妹的な存在を演じる岡野真也を見て、木村と勘違いする視聴者がいるほど。たしかに岡野のパッツンロングは、木村が出演していたCMでの髪型にそっくりですが、4番手の若手女優と間違えられること自体、ヒロインとしてはいかがなものでしょうか。これも結局、いつまで経っても木村の顔が世間に浸透しないことが原因ですね」
その木村は髪型や役柄が変わるとまるで別人に見えてしまうことから、カメレオン女優との評価もあるほど。好意的に見れば役柄に没入できる演技力の表れなのだが、女優としては個性の薄さを露呈しているも同然だ。芸能ライターもこう指摘する。
「木村の場合、人それぞれで思い浮かべる顔が違うのが現実。そんな個性の薄さが幸いしてか、CMでは綾瀬はるかや本田翼に並ぶ起用数を誇っています。ただこの10月には30歳となりますし、そろそろ自分のイメージを固定化しないと、今後も代表作のない状態が続きかねません」
前途を案じられる木村だが、その高い演技力ゆえ出演作には事欠かず、美人であることは衆目の一致するところ。昨年11月には結婚も発表するリア充ぶりを発揮しており、無個性といった外野の声も気にならないのかもしれない。
(白根麻子)