映画「ミッション:インポッシブルIII」でヒロインを演じた女優のミシェル・モナハン(41)が、先輩俳優のケヴィン・ベーコン(58)に育児相談をしていることが明らかになった。
ミシェルには、グラフィック・アーティストである夫ピーター・ホワイトとの間に8歳と3歳の子どもがいるが、育児の悩みを抱えており、その難しさについてケヴィンに相談していたのだという。
ウェブサイト「Maisonette.com」のインタビューにおいて、ミシェルはこう話している。
「ケヴィンと知り合った頃、私と夫は育児に疲れて、睡眠不足やストレスに参ってるって相談したの。そしたらケヴィンは『それも時が経てば過ぎ去るから』って言ってくれた。そしてそれは本当にそうだったの。また、彼は『子どもと接する全ての時間を大切にするように』とも言っていたわ。トイレトレーニングを始める時期なども心配する必要はなく、ただその時その時に集中するようにってね」
そんな重みある言葉をくれたケヴィンに、ミシェルが直接感謝を伝える機会がようやく訪れたようだ。新作映画「パトリオット・デイ」(6月9日、日本公開)で共演したのだ。
「私は常日頃、あのアドバイスがどれだけ役に立ったかをケヴィンに伝えたかったのよ。それで今回、やっとそのチャンスが巡ってきた。そして彼に会った時、ケヴィンは大学に進学する娘さんのために曲を書いていたわ。そのタイトルは『これも時が経てば過ぎ去る』だったの!」
母親業もお手の物となった様子のミシェルだが、第1子の出産には誰もが不安を覚えるものだと続けた。「初めて子どもを持つ、出産を経験するというだけでも、全ての母親は最初、怖かったと思う。『どうやってこんなものを自分の体から出すの?』ってね。そういう思いを持ちながら9カ月も暮らして、出産という奇跡を経験するわけ」
今ではミシェル自身が、育児のアドバイザーになっているようだ。