今季のドラマの中で、第5話までの平均視聴率が13.2%と好成績をキープしている「小さな巨人」(TBS系)。長谷川博己を主演に岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之など豪華なキャスティングで、巨大組織“警察”における一人の警察官の闘いを描いている。
「視聴率は初回が13.7%、2話目が13.0%。3話目で11.7%と少し落としたが、4話目、5話目で13.5%、13.9%と数字を伸ばしています。2ケタならば御の字と言われる昨今のドラマ視聴率でいえば大成功と言えるでしょう」(芸能ライター)
大ヒットしたドラマ「半沢直樹」のスタッフが多く参加し、再び大ヒットを狙っているというこの作品。好調とはいえ、このまま数字に胡坐をかくつもりはさらさらないらしい。
「後半に向けて、さらに視聴率を狙っていくつもりのようです。第5話で物語が一段落し、次回からは舞台を移し第二部として新しい物語が始まるのです。これは『半沢直樹』『下町ロケット』でも採り入れられた手法で、これまで見ていなかった人、前半で見るのをやめた人も取り込んで、視聴率アップを狙っています」(前出・芸能ライター)
「半沢直樹」と「下町ロケット」の“いいとこ取り”で、「小さな巨人」は「半沢直樹」の最終回視聴率42.2%に近づくことができるのか。
(伊藤その子)