5月20日、21日の映画興行成績ランキングで、4月29日に公開された話題の映画「無限の住人」が、公開4週目にしてランキング圏外(11位以下)に沈んだことがわかった。カンヌ国際映画祭に招待され、公式上映後にスタンディングオベーションをもらっても、挽回することができなかったようだ。
「そもそも、木村が宣伝のためにあれだけメディアに登場していたのは、裏を返せば製作側が作品に自信を持てなかったということなのかもしれません。そして、木村の出演過多で視聴者が“お腹いっぱい”になり、映画館に足を運ぶ気が失せた。カンヌでの評判についても、とにかく褒める記事ばかり見受けられました。現地では確かに好評だったようですが、スポーツ各紙の記者は配給会社からの招待ですから、お返しにヨイショするのは当たり前。話半分で読むべきでしょう」(週刊誌記者)
一度下がった観客動員をV字回復させるのは至難の業。人気も話題性も十分の木村であったが、“無限の誘客”とはいかなかったようだ。