紅葉が見頃になるこの時期、せっかく観光するのならパワースポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
まず、おすすめなのが2015年の今年、家康公400年回忌を迎えた日光東照宮。
今年は5月に50年に一度の式年大祭が開催され、10月16~17日には秋季大祭が行われるなど、年間を通して様々なイベントが行われる予定だとか。
ちなみに人の「気」が集まる場所は、各々の気に力、すなわち「気力」をあげてくれると言われています。
そもそも、日光東照宮のある場所は、古くから男体山と女峰山から流れる2つの強い生気が合わさる“陰陽のバランスがとれた場所”として知られていて、関東でも屈指の修験道の霊場でもありました。
さらに江戸城のほぼ真北、北極星の方位に位置するという奇跡のような場所ですから、占術オタクの家康がほれ込まないわけはありません。
建立の際には、総工費は約400億円、完成までにのべ454万人の作業者をつぎ込み、徳川家が持つ陰陽道や密教の叡智のすべてをこの神社に結集させました。
ここまでやっているのですから「パワー」がないわけがありません。随所に神経が注がれ、パワーが宿っていると言われていますが、特に注視したいスポットを紹介しましょう。
◎奥宮
家康公が眠る奥宮は、日光東照宮の生気の発生源ともいえる強力な龍穴の上に建っているといわれています。家康はこの龍穴と、東照宮を参道で結びました。そのためか、龍穴はもちろん本殿から奥宮に至る参道も、特に強いパワーが流れる場所。
また、奥宮拝殿のすぐ近くにある井戸水、家康公を守っているとされている「眠り猫」も、特別なパワーが秘められているとされています。
◎北辰の道の起点の地
陽明門の前にある唐銅鳥居の前がその場所です。陽明門の中心と、唐銅鳥居の中心を結んだ線上、つまりは陽明門をくぐり、唐銅鳥居を抜けた先になります。石畳の後ろから数えて3枚目前後を目安にしてください。
江戸城のちょうど真北にあり、奥宮からのエネルギーをまっすぐ江戸に送る「北辰の道」のちょうど起点にあたるため、日光の地でも特に濃いパワーがみなぎっているのだそうです。
◎東照宮から、二荒山神社へ続く参道
二荒山神社は、女峰山、日光白根山、中禅寺湖、そして男体山からの龍脈が流れる場所に立つとされる聖域です。徳川家はこの二荒山神社が持つパワーも、日光東照宮、さらに江戸へと流れ込むよう参道で結びました。そのため、この参道も強いパワーが流れているといいます。
絶好の行楽シーズンにパワーをチャージして、残り少ない今年の運気を上げていきましょう!