狂言師の野村萬斎が、身長150cmの女性アイドルにお姫様抱っこされた! これは5月30日放送の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)で飛び出した光景だ。狂言界のプリンスとも称される人気者がなぜそんなバラエティ的な演出に応じたのか。芸能ライターが語る。
「野村は6月3日公開の主演映画『花戦さ』を告知するため、テレビに出まくっています。今回の放送でも自ら『映画の宣伝で』と認めており、その潔さはすがすがしいほど。しかも番組では郷ひろみのモノマネを披露するなど、世間が抱く狂言師へのイメージを覆す場面が次々と飛び出し、視聴者を驚かせていました」
同番組で野村は“腹筋女子”が気になっているとコメント。ここで“筋肉アイドル”で知られる才木玲佳が登場し、野村を軽々とお姫様抱っこしたのである。野村のほうもまんざらではない表情でピースサインまで決めていたが、このシーンについてテレビ誌のライターが感心した様子で語る。
「このお姫様抱っこは完璧でしたね。野村はピースしながら脚と手を伸ばすことで、まるでバレエのパ・ド・ドゥのように男女一組での華麗なポーズを決めていました。そして才木は野村を持ちあげながら満面の笑み。しかも腰ではなく胸の高さまで持ち上げるというパワフルさをアピールし、二人一組での共同作業を華麗に魅せていました。これで才木の注目度が一気に上がったことは間違いないでしょう」
放送後にはツイッターで「とっても良い匂いがしましたっっっ!」とレアな情報を明かしていた才木。彼女は筋肉アイドル、プロレスラー、慶應大学卒などの肩書を持つが、そこに「狂言師をお姫様抱っこ」という世界で唯一の称号も加わったようだ。
(金田麻有)