5月29日に放送されたテレビドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)第7話の視聴率が、7.8%だったことがわかった。同ドラマは、前回の視聴率から0.3%上げたものの、依然として苦戦している。
「フジの看板枠である“月9”の30周年を飾る作品として、大々的にスタートしたものの、2話以降は視聴率1ケタが続き、爆死状態となっています。そこで7話では苦肉の策として“嵐コラボ”を実施。大野智が主演したテレビドラマ『鍵のかかった部屋』(同)のタイトル画面、二宮和也が声優を務めた映画『暗殺教室』のワンシーン、松本潤主演のドラマ『失恋ショコラティエ』(同)を彷彿とさせるチョコレートなど、劇中に嵐にまつわる様々な小道具を登場させたのです」(テレビ誌記者)
だがそんな小ネタもむなしく、視聴率は伸び悩んだまま。また、メンバーの中で櫻井翔のネタのみ、なぜか印象が薄かったという。
「ドラマの中で、櫻井翔主演のドラマ『謎解きはディナーのあとで』(同)を思わせるメガネが登場したものの、他のメンバーの小ネタと比べると、明らかにインパクト不足。そのため、ファンからも『翔くんだけコラボがなかった?』『仲間はずれ感が凄い』との声が一部で上がることに。ですが、これほどまでに印象を薄くしたのは、今後、櫻井がゲスト出演するための演出とも考えられなくはありません」(前出・テレビ誌記者)
最終章に向かって、2段ロケット点火とはいかない「貴族探偵」。起死回生のためには、やはり嵐メンバーの力を借りるしかないのだろうか。