6月16日、前東京都知事の舛添要一氏がラジオ番組「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」に生出演し、後任である小池百合子都知事について言及した。
豊洲市場の移転問題に東京五輪関連問題と課題山積の小池都政だが、舛添氏は「都庁の政治がなぜ悪くなったかというのは、しっかりと地道に行政をやるんじゃなくて、政治ネタばかり持ってきたこと」が理由と指摘。さらに「私がやろうとしたのは、目立たなくていいから一個一個行政を、都バスの運営から都営地下鉄、下水道、みなさん飲んでいる水、こういうのを一個一個地道にやっていく。待機児童の問題ももちろんやりましたよ」と自身の実績と比較して、小池都知事を批判した。
「この発言がネットニュースに上がると、舛添批判のコメントが殺到しました。『どのツラ下げて出てきたんだ』『説得力まったくなし』『舛添“不”要一』などで、支持する意見は皆無です。公用車の私的使用、高すぎる外遊費、ホテルの私的利用疑惑、公費で美術品買い漁りなどを追及されたものの、都民の納得できる釈明や謝罪の言葉もなく辞めていった舛添氏への都民の怒りは全く収まっていない。『出すほうも出すほう』と、出演させたラジオ番組にも怒りの矛先は向けられています」(週刊誌記者)
他府県民から「でも選んだのは都民でしょ」などと言われないように、来たる東京都議会議員選挙はしっかり見極めて投票したいものだ。