元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が9月にジャニーズ事務所を退所するとの報道で、昨年1月からのSMAP解散騒動は一応の決着を見ることになる。
発端となった女性マネージャーの退社以降、ジャニーズ事務所はこれまでにないほどの危機的状況に陥っているという。
「新しいシステムとして、全タレントを3つのグループに分けて、それぞれの収益を競わせるスタイルを取るそうですが、社内では果たしてうまくいくのか疑問視する声もあるようです。というのも、女性マネージャーが退社した後、辞める社員が増えており、今年になってからもベテランの社員や敏腕マネージャーが辞めているというのです。それを裏付けるかのように、大手求人サイトにジャニーズ事務所という名前を出してマネージャーを募集していたことが話題になっています」(芸能ライター)
6月16日から公開されているこの求人情報には、事業内容として所属タレントの一部が掲載されており、「近藤真彦、少年隊、中居正広、木村拓哉、TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐など」とある。18日に退所が発表された3人の名前はなく、後から修正したのでなければ公式発表前に事務所が退所を認めていたことになる。
かつては鉄壁の情報統制で恐れられていたジャニーズ事務所だが、いつまでも昔のままとはいかないようだ。
(伊藤その子)