元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の9月退所が決定してもジャニーズ帝国は揺るぎない。なぜなら嵐がいるからだ。
SMAPに代わって国民的アイドルにのぼりつめた嵐はまたしても新記録を樹立。最新ライブ「ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?」(5月31日発売)のブルーレイが発売初週と翌週で第1位に輝き、音楽ライブBDが2週連続でトップになる史上初の快挙を成し遂げた。
いまや向かうところ敵なしの5人だが、入所の動機はバラバラだった。スポーツ紙の芸能記者が言う。
「やる気満々で自ら履歴書を書いたのは松本潤だけ。小学生のときで、一発パスでした。冗談半分だったのは櫻井翔と相葉雅紀。幼稚舎から慶應だった櫻井は中学生のとき、友人に踊らされてノリで送付。相葉は、テレビでSMAPがバスケットボールをやっているのを観て『一緒にやりたい!』と言うと、周りに薦められて応募しました。無関心だったのは二宮和也と大野智。ニノは親戚、大野は母親が勝手に応募したとか」
さらに驚かされるのは、ジャニーズJr.が無作為に集められた東京・六本木のテレビ朝日本社ビルの第1リハーサル室で、偶然にも5人が会っていたことだ。
「同局で『8時だJ』(テレビ朝日)がレギュラー放映されており、ダンスレッスンの稽古場としても、当時はよく利用されていました。しかし、初めての招集で5人が顔を揃えていたのはすごい確率。この世代の元Jr.の絆は強いようで、嵐の5人や風間俊介、生田斗真、山下智久、滝沢秀明のグループLINEの名前は今でも『1リハ』です」(前出・スポーツ紙芸能記者)
躍進の始まりはここからだった。
(北村ともこ)