フリーアナウンサーの小林麻央さんが6月22日に亡くなって1カ月近くたつ。2人の子供を抱えるシングルファーザーとなった市川海老蔵を巡って、ネットでは再婚が話題になっているようだ。女性誌のライターがささやく。
「歌舞伎役者の妻の役割は大きいのです。舞台に立つ夫に代わって裏方の仕事がいくらでもある。現在は海老蔵の母親の希実子さんが行っているようですが、いつまでもその状態では大変でしょう。ましてや、二人の子供たちはまだ幼い。『小さいお子さんには母親が必要よね』といった話題がネットに限らず主婦の井戸端会議でも上っているようです」
再婚にあたり、気になるのが歌舞伎界での風習だ。海老蔵はいずれ、13年に亡くなった実父を継いで「十三代目市川團十郎」を襲名するのは確実。そんな伝統ある名跡の持ち主に、再婚は許されるのだろうか。
「結論から言うと、伝統を理由に再婚を妨げられることはないでしょう。なにしろ祖父である十一代目團十郎が、離婚と再婚の経験者ですからね。海老蔵の実父である十二代目團十郎は再婚相手との間に生まれた長男です。最近でも中村獅童が女優の竹内結子と08年に離婚し、15年に再婚した例があります」(前出・女性誌ライター)
仮に再婚したとして、そのお相手には尋常ならざる注目が集まることは間違いなさそうだ。
(白根麻子)