もちもちした食感から名づけられたという、なんとも可愛らしいネーミングの「もち麦」。今、健康目的で取り入れている人も多いのです。
大妻女子大学家政学部食物学科教授で農学博士の青江誠一郎さんによれば、もち麦を摂取するとさまざまな健康効果が得られるのだとか。とくに便秘がちな人、食後血糖値の上昇が気になる人、腸内環境を整えたい人にいいのだそうです。
もち麦に含まれる水溶性食物繊維の一種であるβ-グルカンには、「セカンドミール効果」といわれる効果があるとか。これは、血糖値の上昇をゆるやかにして、食欲を抑えている状態が次の食事まで続く効果のこと。ダイエット中にはうれしい効果ですね。
このもち麦を食生活に取り入れている人の一人が、タレントの辻希美さん。ある日は、もち米ともち麦で炊いたご飯にひじきの煮物を入れ、おにぎりをつくったのだとか。食べごたえがあるうえにヘルシーなんだそう。ちなみに、このもち麦&もち米ご飯はお子さんたちにも大好評だといいます。
いつもの白ご飯に変化を加えたいときや、お弁当のご飯にアクセントを加えたいときにも使えそうですね。