せっかくの感動が台無し!?
不貞疑惑が報じられた雨上がり決死隊・宮迫博之が26~27日にかけて放送された恒例の「24時間テレビ40 愛は地球を救う」(日本テレビ系)に出演するも、不快感を露わにする視聴者が多かったようだ。
宮迫といえば、22日放送の同局のバラエティ番組「火曜サプライズ」にゲスト出演予定だったものの、不貞疑惑の影響で主演が見送られるという措置がとられていた。それもあり公共性の高い「24時間テレビ」では宮迫のVTRを差し替えるなど、視聴者に配慮した形で出演を調整していると一部メディアは報じていたが、決してそんなことはなかった。
宮迫は27日未明に放送された「今夜限り!生しゃべくりでタレコミ続出!その真相を初告白007」コーナーに生出演し、しゃべくりメンバーらに騒動をイジられ、タジタジに。それ以外のコーナーでも青山学院大学陸上競技部の原晋監督に励まされるシーンがあったりと、間接的なものも含めて不貞騒動に触れられる場面が多かった。
また、さだまさしが「道化師のソネット」を熱唱したときには、宮迫の泣き顔が何度も映され、視聴者からは「宮迫の涙は見たくない」「東野の涙にもらい泣きしそうだったけど、宮迫の涙見て一気に引いた」「宮迫の涙は、うさんくさい」「宮迫にさだまさしを聴く資格はない」など、批判が殺到している。
「たしかに思いのほか、宮迫の登場シーンが多かった。これが、日本テレビ側が考える視聴者に配慮した形だったのかが気になるところですね。『24時間テレビ』の後に生放送された『行列のできる法律相談所』では、歌手の木山裕策が家族への愛を歌った代表曲『home』を披露しましたが、マラソンゴールした主役のブルゾンよりも宮迫ばかりがカメラに抜かれるという確信犯なカット割りがあり、正直笑えませんでした」(エンタメ誌ライター)
27日に同番組の裏で放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、ダウンタウンの松本人志が宮迫に対して「どの面下げて宮迫は(「24時間テレビ」に)出ているのかなと思ってね」といじっていたが、その意見こそが紛れもない世間の総意だろう。
(佐伯シンジ)