18年平昌五輪への切符がかかったフィギュアスケートシーズンが間もなく始まる。出場はもとより、金メダルの期待がかかるのが羽生結弦だ。オフシーズンの間、羽生選手と縁のある晴明神社をはじめ、関連スポット巡りをしたという熱心なファンも少なくない。東京の下町・浅草にも、そんな人たちが訪れる隠れた聖地があるという。
「浅草といっても神社仏閣ではなく、『世界のカバン博物館』です。ここには羽生選手が寄贈したカバンが展示されているんです」(女性誌記者)
「世界のカバン博物館」はカバンメーカーのエースが、世界50カ国以上から集めたカバンの希少コレクションや、歴史や暮らしとの関わり合いなどの文化を知り、多くの人にカバンの世界を身近に感じてほしいと始めた博物館で、約550点のカバンを収蔵・展示している。
「この一角に『わたしのカバン』という、著名人が寄贈した愛用のカバンを展示するコーナーがあるのですが、長嶋茂雄氏や福原愛さんなどのアスリートの愛用バッグと並び、羽生選手もカバンを寄贈しているんです」(前出・女性誌記者)
展示されているのは11年から12年のシーズンの中国杯でもらったデイパック型のトローリーバッグと、同シーズンのGPファイナルでもらった衣装などを入れるバリースで、「Yuzu」という名前を入れたプーさんのチャームがついている。羽生選手がより身近に感じられるスポットだ。
(芝公子)