ママタレントの木下優樹菜が、プロボクサー並みのパンチ力を持っていた!? 9月13日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で披露したエピソードにスタジオの共演者たちが騒然となったという。
番組では「人間の骨で折れていない骨など存在しない説」を検証。その流れでゲスト出演者の木下が、2年前に鎖骨を折ったと告白した。夫でお笑い芸人の藤本敏史(フジモン)と夫婦ゲンカし、腹立ちまぎれにベランダの床にグーパンチしたところ、そのはずみで鎖骨を折ってしまったのだという。そんな木下にスポーツライターが感心した様子で語る。
「なによりスゴいのは、折った場所が鎖骨だということ。固いものを殴っての骨折は珍しくありませんが、たいていは手の“中指骨”が折れてしまう『ボクサー骨折』になります。ところが木下は中手骨が無傷で、遠く離れた鎖骨を折ってしまったのですから驚きです。彼女が放ったパンチ力の凄まじさが想像できますね」
鎖骨といえばおぎやはぎの小木博明が6月に「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の収録中に転倒し折ったことが記憶に新しい。このようにほとんどの鎖骨骨折は転倒時に発生しているが、その鎖骨がなぜパンチで折れてしまったのか。スポーツライターが続ける。
「鎖骨は最も折れやすい骨。それは胸骨や肩甲骨といった他の骨がダメージを受けないように、先に折れることで衝撃を吸収する緩衝材となっているからです。つまり木下の場合、あまりに凄まじいパンチ力で肩関節や二の腕(上腕骨)が壊れてしまいそうになり、それを防ぐために鎖骨が折れたのではないでしょうか。そのパンチで他人を殴っていたら、さぞや恐ろしい結果になっていたことでしょう」
怒りのパンチで自らを傷つけてしまった木下。もしその矛先が夫のフジモンに向かっていたら、新聞を賑わせる事態になっていたのかもしれない。
(金田麻有)