昨年同様、カナダで開催される「オータムクラシック2017」が初戦となったフィギュアスケートの羽生結弦選手。SPでは自己最高得点を更新するという快挙を見せたが、翌日のFSでは、予定した4回転ジャンプ8本のうち5本を失敗するというまさかの展開。結局、FS単独では5位、総合で2位という結果に終わった。
「本人はいろいろ考えてしまい、集中力を欠いたと語っていました。羽生選手は試合前に右膝の違和感を発表していましたが、FSの不振はその影響もあったのではと言われています。しかし、羽生選手はこれまでも前半戦に弱いところがありました。昨年もGPシリーズ初戦のカナダ大会ではSP4位、FS1位で総合2位。一昨年はSP6位、FSが2位で総合2位でしたからね。今回の『オータムクラシック』がカナダ開催だったこともあり、海外のファンのなかには『恒例のカナダの銀メダルだ』などと、余裕を持って見守っている人もいるそうです」(スポーツライター)
過去の試合結果まで熟知したファンにとっては、心配するほどのことではないようだ。
(芝公子)