今夏に放送された日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」が、番組史上歴代2位タイとなる平均視聴率18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことは記憶に新しい。特に、ランナーの事前告知を一切せずに放送当日のサプライズ発表となった名物企画の「チャリティーマラソン」は、ブルゾンちえみの激走もあり、大きな注目を集めた。その一方で、こんな声も……。
「視聴率的には大成功に終わったとはいえ、一部視聴者からは『チャリティー番組で金儲けをするな』『障がい者で商売するな』といったクレームも寄せられました。ここ数年は一部週刊誌で出演者のギャラ問題が報じられて物議を醸すなど、番組に対して厳しい意見もありますからね」(番組関係者)
とはいえ、夏の風物詩ともいわれる局を代表する大型番組であるうえ、視聴率が好調ということもあり、終了という選択はないようだ。
そんな中、局内では早くも来年のチャリティーランナーの名前が取りざたされているという。
「近年は番組に対する批判も多いだけに、感動の大きな柱であるチャリティーマラソンに関してはとにかく好感度の高いタレントさんを起用しなければなりません。そこで来年のランナーとして白羽の矢が立ったのが、ANZEN漫才のみやぞんと言われています」(前出・番組関係者)
みやぞんは、確かに天然で性格がよく老若男女からウケがいい。最近ではCMでも活躍しており、スポーツ万能で体力的にも十分。来年の「24時間テレビ」はみやぞんが“救う”ことになりそうだ。
(しおさわ かつつね)