いま話題の調味料といえば、塩麹や塩レモン、怪味ソースなどがありますが、実は、ある調味料のブームがジワジワときているようです。それは、真っ赤な色が特徴の「マッサ」という調味料。赤い色から、とっても辛そうなイメージがありますが、その赤は唐辛子のものではなく、赤パプリカの赤なんです。
マッサは、ポルトガルに古くから伝わる伝統調味料のひとつ。赤パプリカをペースト状にして塩を加えただけのもので、簡単に手作りも可能。野菜のマリネや肉料理など、さまざまな用途で使えるようです。
このマッサ、まるで魔法のように、酸味、旨味を引き出してくれるのだそうです。オリーブオイルを加えて、パスタやパン、ピザなどの粉ものに盛り込んでもいいですね。隠し味としても使えます。いずれにしても、食材の旨味が引き出されるので、深い味になるのだとか。
管理栄養士の渥美真由美さんの著書「体においしい はじめてのスムージー150」(西東社刊)によると、赤パプリカの赤い色素は、抗酸化力が高いのだそう。また、脂肪燃焼効果も期待できるというからうれしいですね。
その鮮やかな色とアンチエイジング効果、まさに女性向けの調味料ですよね。そんな注目のマッサをホームパーティなどで使ってみれば、女性同士で話もはずみそうですね。