「このハゲー!」でおなじみの豊田真由子氏の謝罪会見以来、眉毛メイクに注目が集まっている。夜叉面のうように異常に吊り上がった眉が謝罪会見では、眉頭から眉山までがほぼ直線で、眉尻もなだらかに下降。印象が柔らかくなっていたからだ。
「眉は描くのが難しいパーツですが、見た目の印象は8割がた眉毛で決まるのです」というのは美容ライターだ。では、芸能人でお手本にすべき眉は誰なのか? 「眉毛美人」として真っ先に名前が挙がるのが北川景子や佐々木希、篠原涼子ら。北川の涼しげな眉、佐々木の手入れを感じさせないナチュラル眉、篠原のふわっとした太め眉は女子たちの憧れの的。最近は、山本美月のような太く濃くキリッとした眉も人気だ。
「やさしい眉を目指すなら新垣結衣さんでしょう」と先の美容ライターが言う。
「眉頭から眉山までが同じ太さの直線で、そこからなだらかに下降している。枠取りもなく、毛の1本1本に見えるよう丁寧に描き入れているのでより自然に見えますね」
ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)でバッチリメークを披露した石原さとみは、かわいい眉の代表だとか。
「彼女の場合、眉山はなくほぼ一直線。眉頭もぼかし気味なのが、かわいく見えるポイントです」
そして、チャーミングな眉毛のお手本として、先の美容ライターが推すのが沢尻エリカだ。
「主演映画『ヘルタースケルター』で、上昇志向の強い女性を演じていた沢尻は、眉頭から眉山までくっきりと描き込まれていて、眉尻は細く角度をつけて下げています。北川景子も主演ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系)で、やり手のセールスウーマンを演じていたときに、沢尻と同じような眉の形をしていました。ですが、きつくなり過ぎないよう、カラーは薄いブラウンにしていたのが特徴です」
眉の形は、調節が付きやすく、その描き方で印象が変わる。今の主流は「細すぎず、太すぎず、濃くもなく薄すぎない」ごく自然に見える眉だという。“上手に描けない”というお悩みの人のために、コツを教えてもらった。
「眉頭は鼻筋の延長上から始めると、バランスがとりやすいですね。眉山を作りたいなら、黒目の端から目じりまでの間にします。これらの位置を決めるとき、まっすぐな棒などを使うとわかりやすいでしょう。そして最後は、眉ブラシで必ず整える。濃く描きすぎた場合も、綿棒などで擦るよりはブラシで調節したほうがナチュラルに見えます」(前出・美容ライター)
眉を整えれば、憧れの女優に近づけるかもしれない。